進研ゼミをやりたがらない子が自分から動くようになった7つの工夫|元教員ママの実例

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「チャレンジタッチ、また後で〜」
そんな子どもの様子に、「早くやりなさい!」とつい言いたくなる。

でも、言えば言うほどやらなくなって、
気づけば教材がどんどんたまっていく…

進研ゼミ、最初はあんなにやる気だったのに——。

「もううちの子には向いてないのかな…」「続けても意味ないのかも…」と思ってしまうこと、ありませんか?

我が家も、長女が3〜4年生の頃はモチベーションにムラがありました。

でも、子どものやる気や継続には「仕組み」があると気づいてから、少しずつ自分から動けるようになっていきました。

この記事では、

  • 子どもが進研ゼミをやりたがらない理由
  • 親の関わり方でやる気を引き出すコツ
  • わが家で実践して効果のあった継続の工夫7選

を、元教員で3児ママの実体験をもとに、わかりやすく紹介します。

「せっかく始めたのに続かない…」そんな悩みを感じている方のヒントになれば嬉しいです。

きみどり

子どもが自分から動ける「やる気の土台」を一緒に作っていきましょう

目次

進研ゼミが続かないのはなぜ?子どもの「やらない理由」を知ろう

「最初は楽しそうにやってたのに、最近は進研ゼミを全然やってくれない…」

そんなふうに感じていませんか?

せっかく始めたのに続かないと、「うちの子には向いてないのかも」と不安になりますよね。

でも実は、「やらない」の背景には、子どもなりの理由があることが多いんです。

例えばわが家の場合、

長女(当時3〜4年生)は「面倒くさい」が先にくるタイプ

「やらなきゃ」とは思っているものの、なかなか教材を開けず、「あとでやる」が口ぐせになっていました。

一方で、現在2年生の長男は、完全に「遊び優先タイプ」。

やる気がないわけじゃないけれど、楽しいことに気持ちが向きすぎて、気づけばタッチを開かずに1日終了ということも多いです。

このように、「進研ゼミが続かない理由」は子どものタイプによって異なります

他にも、こんな傾向がよく見られます。

  • 内容が難しく感じてしまい、自信をなくしている
     → 「わからないからやりたくない」タイプ
  • 時間の使い方が分からず、スケジュール管理が苦手
     → 「やりたい気持ちはあるけど間に合わない」タイプ
  • 成長とともに、親の言うことを素直に聞かなくなる
     → 「ちょっと反抗期っぽい」タイプ

まずは、「やらない=怠けている」と決めつけず、その子にとって「なぜ進研ゼミが続けにくいのか」を見極めることが大切。

きみどり

やらない理由が分かれば、声かけや環境づくりのヒントも見えてきます。

子どもが勉強しない原因や声かけについては、こちらの記事でも詳しくお話ししています。

「やりなさい」は逆効果?やる気を引き出す声かけの工夫

「早くやりなさい!」「なんでまだやってないの?」

つい言ってしまいがちなこの言葉、実は子どものやる気を下げる“逆効果な声かけ”になってしまうことも多いんです。

わが家でも、長女が進研ゼミに取り組まない時期は、ついイライラして言ってしまい、余計にやらなくなる…という悪循環を繰り返していました。

きみどり

でも、「やらせようとするんじゃなくて、一緒に楽しもうというスタンスで声をかけてみよう」と意識を変えてみたことで変化が表れました。

実況スタイルが効いた!長女の場合

長女には、「何やるの? 見せて〜」と教材の中身を一緒に楽しむような声かけが効果的でした。

進研ゼミはストーリー仕立ての問題が多いので、「えっ、この話おもしろいね!」「次、どうなるんだろう?」と、私自身もワクワクしながら声をかけてみたんです。

すると、長女の中でも「やらなきゃ」から「やってみたい」に変化が起きたようで、

「シール貼ったよ、見て見て!」「このキャラ、だんだん成長してでこうなるんだよ!」と、自分から話してくれるようになりました。

「ちょっと一緒に」がきっかけに!長男の場合

長男は「今は遊びたい」が勝ってしまうタイプなので、始めるきっかけをつくる声かけを意識しています。

  • 「このアプリ、一緒にやってみる?」
  • 「今日やったらシール1枚だよ!どこに貼る?」
  • 「これ面白そう!ママがやっちゃおうかな~」

このように、ちょっとだけ一緒にやろうというスタイルで声をかけると、「じゃあ今やろうかな」と、意外とスムーズに動いてくれました。

「命令」ではなく「共感」や「提案」へシフトしよう

子どもは、「やらされてる」と感じると、どうしてもやる気が出にくくなります。

だから、私が意識しているのは、

  • 「今日はどれやる?」と選択肢を与える提案型の声かけ
  • 「面白そうだね!」「がんばってるね!」と教材そのものを一緒に楽しむ気持ち
  • 「ここ難しそうだけど、チャレンジしてるのすごいね」と努力への共感

こうした共感や提案型の声かけは、「自分からやってみよう」という気持ちを引き出す力があります。

きみどり

「どう声をかけるか」って、本当に大事。親の一言でやる気が変わること、何度も実感しています

進研ゼミを続けるコツ①|ごほうび&達成感の「見える化」

子どもが何かに取り組むとき、「できた!」という達成感が次のやる気につながることって多いですよね。

進研ゼミは、基本的にひとりでコツコツ進めるスタイル。だからこそ、がんばりが見える仕組みやごほうびをプラスすることで、やる気を後押ししてあげるのが効果的です。

進研ゼミの「ごほうびシール」をフル活用

進研ゼミの紙教材の場合、1回分の教材が終わるごとに貼れる「ごほうびシール」があります。

ただのシールじゃなくて、貼っていくとストーリーが進んでいく仕掛けになってるんです。

うちではこの仕組みをフル活用して、

  • 「え、面白い話だね!次どうなるの?」
  • 「貼ったら教えてね。ママも続き見たいな〜」

と、教材の先が気になる雰囲気を一緒に作るようにしてみました。

すると、自然と「やる!」と言って教材に向かう姿が増えてきたんです。

きみどり

長女は6年生になりましたが、今でも、「今月の話はこれだよ」「ここまでシール貼れたよ」と、シールの進み具合を見せてきます。

わが家流・ごほうび制度で「やる意味」をつくる

子どもによっては、ゼミのシールだけでは物足りない場合もありますよね。

そんなときは、わが家オリジナルのごほうび制度も効果的でした!

たとえば、

  • 1問やったらチョコレート1粒
  • 1ヶ月分終えたら、好きな本をプレゼント

こうしたごほうびは、「毎日ちょっとずつがんばる意味」になります。

特に月の最後に「やりきった!」をしっかり認めてあげると、次月へのやる気もUPします。

きみどり

「毎日コツコツやって、ついにゴールまで来たんだね!」と伝えると、子ども自身も満足げな表情になります。まさに達成感ですね。

進研ゼミにはさらに、努力賞ポイントをためてプレゼントと交換できる仕組みがあります。

こちらも活かし方次第で、子どものやる気をぐっとUPさせられます。

「見える化」でモチベーションを保つ

さらに我が家では、紙に「今週5回達成!がんばったね!」など、できたことを書き出して、目に見える形での達成感を演出。

「がんばってる自分が目に見える」って、子どもにとって思っている以上に嬉しいことなんですよね。

この方法は、小学校教員をしている多くの先生が取り組む技の1つです。

こうしたちょっとしたごほうびや見える工夫は、子どもにとっての「やる意味」や「続ける楽しさ」につながります

きみどり

ごほうびって「甘やかし」じゃなく、「達成の見える化」。続けるには、小さなモチベをたくさん用意するのがコツです。

進研ゼミを続けるコツ②|「選ばせる」工夫で主体性を育てる

子どもって、「やりなさい」と言われるとやりたくなくなるのに、「どっちやる?」と聞かれると、なぜか動きやすくなるんですよね。

これは、子どもなりに「自分で決めた」という感覚が持てるから。選ばせることは、子どもの主体性を育てる大きなチャンスなんです。

「どっちにする?」が効いた長女のケース

「進研ゼミ、今日やるって言ってたよね?」とストレートに聞くと、「今やろうと思ってたのに!」と怒るのが定番返事。

でも、「今日は国語と算数、どっちからやる?」と聞くと、「えー、じゃあ国語!算数は難しいから後にする」と、意外と素直に動いてくれるんです。

ちょっとしたことだけど、「どれをやるか」を自分で決めることで、やる気スイッチが入りやすくなるのを感じました。

「選ぶ楽しさ」がやる気に変わった長男の場合

まだ学習習慣が定着してない長男にも、「今日はミッション、どれにする?」「どのアプリに挑戦してみる?」と、
選ばせるだけで楽しそうに始める
ことが増えました。

さらに、できたら「自分で選んでがんばったね!」「自分で決めたってカッコいいね」と声をかけると、自信もアップ!

選ばせるといっても、大きな決断をさせる必要はありません。

  • 「どの教科からやる?」
  • 「朝と夕方、どっちにやる?」
  • 「チャレンジタッチのアプリ、今日はどれにする?」

こうした小さな選択肢を与えるだけでも、自分でやる気持ちを引き出すきっかけになります。

きみどり

「やらせる」より「選ばせる」。それだけで、自分から動ける子にぐっと近づく気がします

進研ゼミを続けるコツ③|「やれる時間」に取り組む

「毎日やる習慣をつけたい」と思っても、そのタイミングが合っていなければ、やる気が出ないもの。

わが家でも、「いつやるか?」の見直しが、子どものモチベーションに大きく影響しました。

きみどり

子どもによって、取り組みやすい時間は違うんです。

長女には「朝」がベストタイム

長女は、学校から帰ってきたらのんびりしたいタイプ。

なので、

『朝の支度が終わったらチャレンジをやる』というルーティンを作りました。

長女自身が、夕方やるよりも朝やった方が自分に合っていることを実感しているので、朝は集中して取り組めています。

「やらなきゃいけない」が「もう済ませた」に変わるだけで、親も子どもも気持ちに余裕が持てました。

長男は「遊びのあと」がゴールデンタイム

長男は朝が苦手。遊びたい気持ちが少し落ち着いた夕方がベストタイミングでした。

夕飯前のちょっとした空き時間に、「チャレンジどうする?今ならできそう?」と声をかけると、意外と素直に取りかかってくれることが多いです。

時には、夕飯を済ませてテレビも見て、1日のやりたいことが全て終わったら、「タッチやるね」と自分からやることもあります。

きみどり

時間帯を変えるだけで、子どもたちは素直に勉強に取りかかれるようになりました。

子どもに合った「やれる時間」を探してみよう

  • 朝、登校前の10分でサクッと1回
  • 学校から帰ってきておやつのあと
  • 夕飯前のちょっとヒマな時間
  • 寝る前の落ち着いた時間にアプリだけ

など、集中できる時間や声かけが届きやすい時間は子どもによって全然違うんです。

「素直にやってくれそう」という時間帯を探してみることは、子どもの生活リズムに合わせて自然に取り組める習慣を作る第一歩です。

きみどり

「やらせる時間」じゃなくて、「やれる時間」に変えることで、子ども自身も自分から取り組むスタイルに近づいていきます。

進研ゼミを続けるコツ④|結果より「過程」をほめる

子どもって、意外と大人のちょっとした言葉に敏感です。

そして、がんばったことを認めてもらえると、またがんばろうって思えるんですよね

だからわが家では、進研ゼミに取り組んだあとに「何点だった?」よりも、

  • 「今日、自分からやったんだね!」
  • 「難しいところにチャレンジしたの、すごいね!」

と、取り組んだ姿勢を見てほめるようにしています。

「結果よりも“行動”を見てるよ」が響いた長女

3〜4年生ごろの長女は、「面倒くさい」が勝ってしまうタイプで、進研ゼミがなかなか続きませんでした。

でも、取り組めたときは、

  • 「今日、自分から取りかかったの、すごいね」
  • 「昨日より集中してたよ!」
  • 「難しいところもあきらめなかったね!」

過程をほめる声かけに変えてみたところ、少しずつ前向きに取り組むように

きみどり

あんなに嫌々やっていた長女が、今は何も言わなくても毎日自分から取り組めるようになりました。

すると、学校のテストも必ず見せてくれるように。

以前は結果を聞いても「まあまあ」とスルーすることも多かったのに、今では「ここで間違えちゃったんだ」「今日は100点だよ」と、自分からテストを見せて話してくれるようになりました。

そこでも、

  • 「頑張ってチャレンジやったからだね!」
  • 「しっかり問題文読めてるんだね、さすが」

と、テストの点ではなく努力の成果をほめるようにしています。

これが自然と、「がんばったら結果はあとからついてくる」という感覚につながったのかもしれません。

長男は『行動』をしっかりほめる

長男はシンプルにほめられるのが大好きなタイプ。

「すごい!」「今日もがんばってたね!」のひとことが、本人の中で「よし、明日もやろう」につながってる様子です。

ただここでも意識しているのは、「100点取った」ではなくて、

  • 「集中してたね!」
  • 「途中であきらめなかったの、かっこよかったよ!」

など、行動をほめること

子どもって、テストの点よりも「見てくれてる」「認められてる」っていう実感があると、どんどん自信がついていくんです。

きみどり

「ちゃんと見てくれてる」って実感が、子どもにとっては何よりのごほうび。だからこそ行動をほめてあげたいですね。

進研ゼミを続けるコツ⑤|親は「教える人」じゃなく「応援団」でOK

進研ゼミを続けさせようとすると、つい親もがんばりすぎちゃうこと、ありませんか?

「ちゃんとやらせなきゃ」「見てあげなきゃ」って思えば思うほど、子どもとの関係がピリピリしてしまうことも…。

でも、いろいろ試してきた中で私がたどり着いたのは、親は「教える人」じゃなくて、「応援団」でいいということです。

「ちゃんと見てるよ」が最大の応援に

  • 「今日のシール貼ったら見せて〜!」
  • 「そのアプリ楽しそうだね!ちょっと見ててもいい?」
  • 「すごい、そこまで進んだんだ!やったね!」

こうしたちょっとした見てるよアピールや喜びの共有だけでも、子どもはやる気になります

最初はそばで一緒に見てあげることも大事。でも、最終的には子どもが自分の力で続けられるようになることが目標です。

だから親は、あれこれ指示する存在ではなく、「見守ってくれる人」「がんばりを認めてくれる人」として、そっと寄り添うだけでいいんです。

子どもが変わるのは、「やらせたから」じゃなく、「自分でやってみよう」と思えたときそのきっかけをそっと届けるのが、親の役割なのかもしれません。

長女が見せた『自分でやりぬく力』

そんな日々を積み重ねてきた長女は、現在6年生。

最近は、進研ゼミに対してこんな姿を見せてくれています。

  • 自分で「この時間にやる」と決めて取り組む
  • わからない問題は必ず母に聞いて解決する
  • 体調不良や予定でできなかった日があっても、月末にはすべてやり切る

以前は「面倒くさい…」が口ぐせだった子が、計画的に、前向きに、そして最後までやり抜く姿勢を見せてくれるようになったんです。

これは、完璧を求めたからでも、無理やりやらせたからでもありません。

きみどり

「やる気の波」に合わせて工夫し、声かけを変え、応援団として寄り添ってきたからこそ育った力だと思っています。

赤ペン先生の提出も同じく、ちょっとした工夫で提出が習慣化できます。

まとめ:子どもは自分で変わっていける

進研ゼミをやってくれない日が続くと、「なんでやらないの?」「どうしたらやるの?」と、親の方がモヤモヤしてしまいますよね。

でも、子どもたちがやらない理由は、その時の気分や環境によって変わります。

子どもの気持ちに寄り添って、声かけを変えたり、ちょっとしたごほうびを用意したり、環境を整えてあげることで、ちゃんと変わっていくことを、私は実感しています。

我が家も、うまくいかない時期を何度も繰り返しながら、少しずつ「自分からやる力」が育ってきました。

親は完璧じゃなくていい。

がんばってる子どもをそばで応援しながら、見守ること

それが、子どものやる気を育てる一番のエネルギーになるんだと思います。

「続けられるか不安…」「うちの子に合うかな…」と思う方こそ、
一度、進研ゼミの教材や仕組みを体験してみることをおすすめします。
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進研ゼミが本当に合ってるかどうか迷う方は、他教材との比較記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

今回紹介した7つの工夫は、どれも特別なことではありません。

子どもに合わせて、少しだけ見方を変えたり、言葉を変えたりした結果、見えてきたことばかりです。

「うちの子、変わってくれるかも」

そう思ってもらえるきっかけになれたら、すごく嬉しいです。

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