進研ゼミとZ会どっちがいい?元小学校教員×3児のママが徹底比較!

当ページのリンクには広告が含まれています。

通信教育を始めたいけど、進研ゼミとZ会、どっちがいいのかな?
せっかく入会しても、うちの子に合わなかったら困るな・・・

そんなふうに悩んでいませんか?

進研ゼミとZ会は、どちらも有名な通信教育ですが、

  • 教材の難易度やスタイルの違い
  • 料金やコスパの違い
  • 親の関わり方や学習の進めやすさ

など、異なる部分が多くあります。

そこでこの記事では、元小学校教員×3児のママの視点から、進研ゼミとZ会の違いを分かりやすく解説します。

子ども別にどちらが合うのか、実際に使ってみた感想も交えて、リアルな比較をお伝えします!

「進研ゼミとZ会、どっちがいいの?」と迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

進研ゼミとZ会の違いを比較

まずは、進研ゼミとZ会の違いをざっくり比べてみましょう。

進研ゼミZ会
対象学年小1~高3幼児~高3
学習スタイル紙教材(チャレンジ)orタブレット学習(チャレンジタッチ)紙教材orタブレット学習
難易度基礎~応用標準~応用
教材の特徴マンガ・アニメ解説で楽しく学ぶシンプルで深く考える問題が多い
添削指導赤ペン先生の添削あり添削指導あり(記述力を重視)
サポート体制学習アドバイス・保護者向けサポートあり詳しい解説・添削サポートが充実
料金(小学生)約3,000~6,000円約4,000~8,000円

進研ゼミとZ会は、紙教材とタブレット学習どちらも提供しているという点で同じです。

大きく違うのは、教材の特徴です。

Z会の教材は、問題のみのシンプルな構成で、応用レベルの問題が多く、難易度が高めです。

進研ゼミは、子どものレベルに合わせてコースを選ぶことが可能です。

進研ゼミの選べる難易度
  • 基礎を固める『基礎・標準コース』
  • 応用問題に挑戦できる『応用・挑戦コース』

進研ゼミの『応用・挑戦コース』には、中学校入試レベルの問題もあるので、教科書のレベルを超えた発展的な学習が可能です。

実際に問題を見てみると、Z会の難易度と、進研ゼミの『応用・挑戦コース』は、同程度の難易度だと感じました。

進研ゼミとZ会|どんな子に向いている?

それでは、進研ゼミとZ会がそれぞれどんなお子さんに向いているのか、具体的に見ていきましょう。

進研ゼミが向いている子

  • 勉強が得意ではないが、学習習慣をつけたい
  • マンガやゲーム感覚の教材で楽しく学びたい
  • 料金を抑えつつ、基礎からしっかり学ばせたい

我が家では進研ゼミを選びました。

我が家の長女は、勉強に対して面倒くさがることが多かったのですが、進研ゼミは頑張れました。

進研ゼミの教材には漫画があり、『こう勉強すると、こんな自分になれる!』と目標を示してくれます。それがいい刺激になったようです。

また、付録の漢字辞典やことば辞典がお気に入りで、よく読んでいました。

漫画やダジャレで楽しく学べるようになっているので、面白かったようです。

都道府県と県庁所在地も、ダジャレで書かれたポスターを見ながら47都道府県全て暗記しました。

長女は、小1から進研ゼミを始めて小6の現在も続けており、小2から『応用・挑戦コース』を選択しています。

学校の授業の予習・復習ができ、さらに学校では扱わない応用問題にも挑戦できています

教員の視点で見ると、「中学受験や難関校を受ける予定はないけど、学校の学習+αの応用力をつけるのにちょうどいい」という印象です。

Z会が向いている子

  • 自主学習の習慣がすでにある
  • 応用問題や難易度の高い教材に挑戦したい
  • 親がある程度関わって学習をサポートできる
  • 中学受験や難関校を視野に入れている

Z会は、大人が見ても難しい問題が多いです。また、受験を見据えて選んでいる方も多い印象です。

実際、Z会には、中学受験コースがあり、中学受験に特化した学習ができます。

Z会の口コミをリサーチすると、以下のような意見がありました。

「難易度の高い応用問題を解くのが好き」、「中学受験を視野に入れている」というお子さんにはぴったりの通信教育ですね。

進研ゼミとZ会|学習スタイルの違い

では、学習スタイルの違いも見ていきましょう。

教材の特徴

  • 進研ゼミ → マンガ・アニメ解説が豊富で、楽しく学べる工夫が多い
  • Z会 → シンプルな教材で、自分で考える力を鍛える(記述問題多め)

進研ゼミとZ会は、教材の学習スタイルに大きな違いがあります。

同じ2年生の教材を比べてみましょう。

進研ゼミ

メインテキスト

副教材の実力アップドリル

引用:進研ゼミ公式サイト

Z会

メインテキスト

引用:Z会公式サイト

進研ゼミは、イラストが多く、説明がとても丁寧勉強が苦手なお子さんでも理解しやすいような説明になっています。

また、日常生活を題材にした問題や、キャラクターを使ったストーリー仕立ての問題が多いので、取り組みやすいのも嬉しい特徴です。

一方Z会は、シンプルなテキストで、図を見ながら考え方を確認していく勉強法です。勉強に苦手意識のあるお子さんには、少しハードルが高いかもしれません。

しかし、

Z会は、問題をこなしていくことに達成感を覚えるお子さんにはぴったりだと思います。

付録の漢字辞典も、進研ゼミは面白いマンガで楽しく学べる、Z会はシンプルで辞書のような作りになっています。

進研ゼミの漢字じてん(2年生)

引用:進研ゼミ公式サイト

Z会の漢字ブック(2年生)

引用:Z会公式サイト

学習の流れ

小学2年生(紙教材)の学習の流れを比較してみましょう。

進研ゼミ
  • 1回15分の学習
  • メインテキスト&実力アップドリル⇒赤ペン添削(月1回)⇒実力診断テスト(年3回)
Z会
  • 1回25分の学習
  • メインテキストとドリル⇒提出課題「てんさくもんだい」「けいけんシート」(月1回)

Z会の方が学習量が多く、学習時間も長めです。月1回の添削があるのは、どちらも同じです。

進研ゼミには、実力診断テストが年に3回あり、自分の実力を試す機会があります。

料金比較&コスパの違い

12か月一括払いをした場合の、それぞれの月額料金を比較してみましょう。

進研ゼミZ会(5教科セット)
小1~小63,250円(小1)
3,490円(小2)
4,460円(小3)
4,980円(小4)
5,980円(小5)
6,370円(小6)
4,760円(小1)
4,998円(小2)
7,915円(小3)
8,680円(小4)
9,980円(小5)
9,980円(小6)
中学生約6,000~10,000円約9,000~13,000円
高校生約10,000~12,000円約12,000~16,000円
2025年3月時点

料金は、進研ゼミの方が全体的に安いです。

進研ゼミは、紙教材の「チャレンジ」とタブレット学習の「チャレンジタッチ」がありますが、どちらを選んでも料金は変わりません。

Z会は、小学3年生以上になると、1教科から5教科まで、受講したい教科を選ぶことが可能です。

届く教材も比べてみましょう。

進研ゼミZ会
メイン教材メインテキスト
赤ペン先生の添削問題
実力アップドリル
実力診断テスト
わくわくサイエンスブック
メインテキスト
(国語算数/経験学習)
ドリル
添削問題(国語算数/経験学習)
エブリじょうほうきょく
デジタル教材英語
プログラミング
電子図書館
AI国語算数トレーニング
英語
プログラミング
付録教材漢字じてん・漢字ポスター
パワーアップタイマー
九九・漢字バトルマシーン
九九ソングバンド・九九ポスター
九九ルーレット
ひっ算・漢字クリアカード
かんがえるブック3冊
時刻と時間たんていブック
ミクロスコープ
理科・社会先取りポスター
漢字ブック
夏休み専用ドリル
理科・社会先取りワーク
2025年度 2年生の教材

教材のボリュームは、圧倒的に進研ゼミが多いです。

あらゆる方法で、子どもの興味関心を引くことができるのが、進研ゼミです。

例えば2年生で学習する1つの「かけ算九九」。覚えるのに苦労するお子さんが多く、つまずきやすい学習です。

そんな九九も、遊びながら楽しく覚えられるのが進研ゼミの特徴。

九九ソングバンドとポスターを使って歌って覚え、ミニゲームができるバトルマシーンで遊び感覚でアウトプットできます。

また、進研ゼミでは「電子図書館 まなびライブラリー」が人気。常時約1,000冊の本が好きなだけ読める電子書籍です。

我が家の長女と長男も、まなびライブラリーを使って、毎日のように本を読んでいます。

教材のボリュームという視点だと、圧倒的に進研ゼミの方がコスパが良いといえます。

各教材の料金比較については、こちらの記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

進研ゼミとZ会|続けやすさと親のサポートの違い

結論、親のサポートは、どちらも必要です。

ただし、

  • 進研ゼミは最小限のサポートでOK
  • Z会は子どもが自発的に勉強できるタイプでないとサポートが難しい

と、思います。

進研ゼミは、意欲を引き出す工夫がたくさん

進研ゼミは、キャラクターや付録が豊富で、子どもが楽しんで学習できるように設計されています。

子どもが勉強したくなる仕掛けも多いので、自発的に学習することも多いでしょう。

我が家の長女は5年間進研ゼミを続け、徐々に自分で計画を立てて学習できるようになりました。

3年生くらいまでは、親も一緒に学習計画を考えたり声をかけたりして、サポートが必要でしたが、6年生になる今は、親のサポートなしで進められるようになりました。

独学が得意なら、Z会は続けやすい

Z会は、難関校を目指す子ども向けに充実した内容を提供しているのが特徴です。

進研ゼミに比べると学習内容がハイレベルであるため、開始当初は難易度に戸惑うこともあるかもしれません。

独学が得意なお子さんだったら、続けやすいと思います。

ただ、全体的なサポートが少ないため、自発的な学習意欲がない子どもにとっては続けにくい面もあります。

結論:どっちがいい?選び方のポイント

進研ゼミとZ会、それぞれの特徴を比較してきましたが、結局のところ 「どっちがいい?」はお子さんのタイプによって変わる というのが結論です。

以下の表を参考に、お子さんに合う方を選んでみてください!

タイプ進研ゼミが合う!Z会が合う!
学習習慣まだ学習習慣がないすでに自主学習できる
教材の特徴マンガ・アニメ解説で楽しく学べる記述問題が多く、シンプル
学習レベル基礎から応用まで対応応用・発展レベルが中心
料金コスパ重視難関校・受験対策向け
親のサポート最初は必要だが、徐々に自立できる親のサポートが重要

進研ゼミが向いているのはこんな子!

  • 勉強が得意ではないけれど、学習習慣をつけたい
  • マンガやキャラクターが好きで、楽しく勉強したい
  • 料金を抑えつつ、基礎からしっかり学ばせたい

「まずは基礎からしっかり固めて、楽しく学ばせたい!」という方は、進研ゼミをチェックしてみてください!

進研ゼミの詳細はこちら

我が家の長女は、進研ゼミを続けています。実際に続けたことで得られた成果については、こちらで詳しくお話しています。

Z会が向いているのはこんな子!

  • すでに勉強の習慣があり、自主的に学習できる
  • 応用・発展レベルの問題にチャレンジしたい
  • 中学受験や難関校を視野に入れている

「難しい問題にも挑戦して、思考力を伸ばしたい!」という方は、Z会を検討してみてください!

Z会の詳細はこちら

迷ったら、まずは資料請求!

「うちの子にはどっちが合うんだろう?」と迷っているなら、まずは無料の資料請求をして、お試し教材を見比べてみるのがおすすめ!

進研ゼミの無料資料請求はこちら進研ゼミ資料請求
Z会の無料資料請求はこちらZ会資料請求

お子さんにピッタリの通信教育を選んで、後悔しない学びをスタートしましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!